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今のタイミングでもう一度見直しておきたいレペティションの練習目的

マラソントレーニング実施の際に最も大切な事

フルマラソンで気持ちよく最後まで走りきるためには、数多くのトレーニングメニューをこなしていく必要があります。

そんなトレーニングをこなしていく中で、最も大切な事は「なぜ今このトレーニングを実施しているか?」を十分理解しながら行う事。

逆に言うと、なぜ今このトレーニングを実施するかを理解できていないと、せっかく頑張って練習しても意味のない練習になってしまう危険性もあります。

誤解されがちなレペティションの練習目的

数あるマラソントレーニングの中でも、ついその練習目的を見失ってしまいがちなのが「レペティション」。

レペティションはかなり速いペースでの疾走と、完全な休養を交互に繰り返すトレーニングなのですが、ありがちなのが必要以上にスピードを上げすぎてしまう事。

レペティションはインターバルよりも速いペースで走る練習ではあるのですが、必要以上にペースを上げすぎると、本来のレペティションの目的を達成できないまま練習を終えてしまう可能性があります。

レペティションの練習目的は?

世界的ランニング名著ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版によると、レペティションの主な練習目的は「無酸素運動能力の開発」「スピードの強化」「ランニング経済性の向上」の3つ。

3つの中でもレペティションを実施する際に、多くの方は「スピードの強化」に目がいってしまいがちです。

ただ実はマラソントレーニングにおいて最も重要なレペティションの練習目的は、どれだけ効率的な走りができているかの指標である「ランニング経済性の向上」です。

このランニング経済性の向上のために大切なのが、正しい走動作(ランニングフォーム)で速く走る事。

レペティションのようなトレーニングでスピードを上げて走る際に、リラックスしたフォームで、無理のないストライドで走ると、無駄な動きが少なくなり、ランニング経済性の向上につながりやすくなります。

ただし必要以上にペースを上げてしまうと、かえって無駄な動きが多くなったり、途中でバテてしまったりで、フォームが大きく崩れてしまう可能性が出てきてしまいます。

途中でフォームが崩れるほど速く走ってしまっては、逆にその崩れたフォームが身体に身についてしまうリスクもあり、本来のレペティションの練習目的を果たせなくなってしまいます。

レペティションで効果を上げるためには?

ペースを上げすぎてもだめ、でも他のマラソントレーニングに比べるとかなり速いペースで走らなければならないレペティション。

そんなレペティションでランニング経済性の向上含めた練習目的を達成するために一番意識したいのは「リラックスして走る事」。

レペティションはペースを上げる事に意識が行きがちで、スタート時にはつい力が入ってしまいますが、まずはスタート地点でスーッと肩の力を抜く事。

そしてスタート後も無理のないピッチ、ストライドを心がけながら、徐々にペースを上げていくイメージを持てれば、無駄な動きは少なくなり、よりレペティションの効果を体感できるはずです。

レペティションはきついトレーニングになる分、1回1回の練習でできる限りの成果を得たいところ。

そんな最大限の効果を得るために、リラックスして速く走るイメージを常に持ちながら、レペティションを実施するように心がけてください!

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今回の記事で参考にさせていただいた書籍

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版
ジャック・ダニエルズ
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