夏場の時期にこそ強化しておきたいランニングエコノミーとは?
「秋のマラソンレースまでまだだいぶ時間のある今の時期、何を強化していっていいかよくわからない」そのようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
ここ最近は涼しい日が続くものの、これからどんどん気温が上がっていく今の時期は、マラソン練習には少し酷なシーズンです。
そんな気温が高くなっていく今の時期こそ強化したい能力の一つが「ランニングエコノミー」です。
ランニングエコノミーとは
ランニングエコノミー(経済性)とは、ランニングの効率性のこと、
このランニングエコノミー(経済性)により、一定の酸素消費量でどれだけ走れるかが決まり、少ない酸素消費量で速く走れれば走れるほど「経済的的な走りができている」という事になります。
つまりこのランニングエコノミーが高いほど、効率的な走りができているという事になります。
ランニングエコノミーを左右する要因
ランニングエコノミーを左右する要因としては、アドバンスト・マラソントレーニングによると「速筋線維と遅筋線維の割合」、「バイオメカニクス的な諸条件の相互作用」そして走歴であると考えられているそうです。
その中でセカンドウィンド四日市がランニングエコノミーを向上させるために一番重視しているのが、「バイオメカニクス的な諸条件の相互作用」です。
ランニングエコノミー向上に効果的な練習方法
「バイオメカニクス的な諸条件の相互作用」のバイオメカニクス条件としては、「骨盤の広さ」や「足の大きさ」などの体格的な特徴があります。
セカンドウィンド四日市では、その体格的な特徴それぞれを最も活かした走りを身につける事が、ランニングエコノミーを向上するための大きな鍵と考えています。
そんな走りを身につけるのに、最も適したトレーニングと言われているのがレペティション。
レペティションは短い距離を速く走る練習ですが、この時にリラックスしたフォームで、無理のないストライドで走ると、無駄な動きが少なくなり、ランニングエコノミー向上につながります。
楽に速く走るために
「楽に速く走りたい」
これはマラソンランナーであれば、誰もが望む走りだと思います。
そんな走りを身につけ、効率的に長い距離を走り続けるために重要な位置付けにあるランニングエコノミーは夏場の時期にこそ強化しておきたい能力。
・・・という事でセカンドウィンド四日市では夏場の練習に積極的にレペティションを取り入れ、メンバーの皆さんのランニングエコノミー向上につなげていきたいと思っています!!
今回の記事で参考にさせていただいた書籍
ベースボールマガジン社
売り上げランキング: 457,451
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。