スピードを出して走るための短時間高効率メニュー「ヒルトレーニング」
明日6月13日(土)のSWAC四日市土曜午後練習は、約1年ぶりに四日市南部にある南部丘陵公園にて開催します。
練習メニューは「ヒルトレーニング」。
ヒルトレーニングは坂道を利用した練習で、元祖カリスマコーチと言っても過言でないアーサー・リディアード氏の著書「リディアードのランニング・バイブル」に、その練習方法についても詳しく紹介されています。
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ヒルトレーニングの特徴は、スピードを出して走るために必要な「バネのある脚筋力」「体幹を中心にバランスのとれた身体づくり」「身体全体を大きく使ったフォームづくり」「リラックスした走り」「柔軟性」などの能力を、効率的に鍛えられる事にあります。
普通これらの能力を鍛えるためには、筋力トレーニングやストレッチ・ランニングドリルそして速いスピードで走る練習など、複数のメニューを続けていく必要があります。
・・・が普段から仕事やプライベートで忙しい方々にとって、これらのメニューを全てバランスよく実施する事はほぼ不可能。
そんな普段から忙しくランニングのためにそれほど時間の割けない方にとって、短時間で複数のメニューで得られる練習効果を一度に得る事ができるヒルトレーニングは、ちょっとした時間を有効に使えるおススメトレーニングと言えます!
ヒルトレーニングに適した練習場所として、リディアードのランニングバイブルに紹介されているのは5〜15度の傾斜で、300m近くある坂があるとよいとされています。
また短くて上りの急な坂と、スピードを出して走るのに適したゆるやかな坂、そしてその坂の上と下にジョギングやウィンドスプリントができる平地のある周回コースをつくれれば最高!・・・とされています。
ただ坂道を使った練習は、特に下りの練習で脚に大きな負担がかかりやすいため、できれば芝生など着地衝撃を抑えられる地形がベスト。
そう考えた時に、四日市で最も適したヒルトレーニングの練習場所として一番の候補になってくるのが、芝生道が多く、アップダウンもかなりあり、バリエーションに富んだ環境で走る事ができそうな「南部丘陵公園」。
そう考えて今回南部丘陵公園を利用して、ヒルトレーニングを実施する事にしました。
今回実施するヒルトレーニングでは、リディアードのランニング・バイブルに掲載されている3つのランニングドリルや坂道ダッシュなどのメニューに、疲労回復のためのゆっくりジョギングなどを組み合わせて実施しようと考えています。
まだまだはじめるばかりで試行錯誤の続きそうなヒルトレーニングですが、この夏場に継続的にヒルトレーニングを練習会メニューに組み込む事で、「SWAC四日市流ヒルトレーニング」をしっかりと作り込んでいきたいものです!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。