フルマラソンを走りきるための筋持久力を鍛えよう
フルマラソン後半での失速を抑えるためには?
フルマラソンを走った方より多く聞かせていただくのが、「後半になっていきなり脚が動かなくなった・・・」というもの。
そんな状態になるのを防ぐために重要となってくるのが、「筋持久力」の強化です。
筋持久力とは
筋持久力とは身体を動かし続ける中で、どれだけの時間、その運動を長く続けられるかという筋肉の持久力のことを言います。
筋持久力は長い時間身体を動かし続けるスポーツでこそ重要度が増し、長い距離走り続けるマラソンにおいては「筋力」より重要な位置付けにあります。
一方で短距離走や重量挙げなど短い時間で爆発的な力を発揮するスポーツでは、筋持久力より筋力の強化が重要になってきます。
筋持久力を鍛えるには?
筋持久力を鍛えるには、遅筋(赤筋)という筋肉を鍛えていく必要があります。
その遅筋を鍛えるためには、比較的負荷の低い運動を長時間にわたり実施するメニューを取り入れていく必要があります。
ランニングメニューで言えばすこしゆっくりめの距離走やLSD、筋トレであれば一つ一つの動作をゆっくりして行う筋トレや、レイヤートレーニングなどが有効です。
走り込みがなかなかできないランナーのための筋トレ
マラソンを走りきるための脚づくりは、走り込みでこそ作ることができます。
ただ仕事などで忙しい方や、故障などで筋肉や関節などを痛めているなどの理由により、思うように走りこめない方も多いのでは?
そんな方におすすめなのが「レイヤー...
これらのトレーニングは、極めて地味といえ、つい避けがちではありますが、筋持久力を強化できれば、フルマラソンに向けて確実に大きなアドバンテージを得ることができます。
ぜひ夏場のうちにこそ筋持久力強化に取り組んで、秋のレースシーズンの走り込みに備えていきましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。