セカンドウィンド四日市で実施の「インターバル」と「クルーズインターバル」の違いは?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
セカンドウィンド四日市では毎週火曜日、19時からと19時半からの時差スタートで練習会を開催しています。
疾走と休息を交互に繰り返す「インターバル走」をメインに開催している火曜夜練習会、中でもベースとなるのが1キロインターバルなのですが、19時スタート組と19時半スタート組では、練習目的が大きく変わってきます。
その練習目的について、スタート時間別に見ていきますと・・・
19時〜 1kmインターバル 10〜15本(クルーズインターバル組)
19時スタートのグループが実施するのは1kmインターバル10〜15本のいわゆるクルーズインターバルというメニュー。
クルーズインターバルではいわゆるインターバル走ほど疾走区間のペースは上げすぎず、目安としては10kmレースの目標ペースくらいで走ります。
そんなクルーズインターバルの練習目的は、一定の長い距離を比較的速いペースを維持して走り続ける「スピード持久力」の強化。
もっと詳しく言いますと、走っている最中に蓄積する乳酸を除去してエネルギーに変える能力を高め、ある程度の余裕を持って走れるペースの底上げを目指します!
19時半〜 1kmインターバル 3〜5本(インターバル組)
19時半スタートのグループが実施するのは1kmインターバル3〜5本の、最もインターバル走の定番とも言えるメニュー。
インターバルでは全力の8割前後のかなり速いペースと休息を交互に繰り返す練習で、目安としては3〜5kmのレース目標ペースくらいで走ります。
インターバル走の一番の目的はスピードの強化および最大酸素摂取量の底上げ。
もっと詳しく言いますとペースを上げて心肺に刺激を入れ強化する事で、一定時間の間に体内に取り込める酸素を増やし、よりエネルギーを生み出す能力を高めることを目的とします。
練習目的やシーズンに応じてメニューを選択
上記のように今回の記事ではクルーズインターバルとインターバルの練習目的の違いについて見ていったわけですが、重要なのは練習目的が何であるかを十分把握した上で、練習メニューを選択する事。
また本命レースまでにどれだけの期間があるかを見て、レースがしばらくない時期は苦手意識の強いメニューで弱点強化、レースが近づくにつれて強みをより生かすメニューでレース本番に向けて自信をつけていくなど、時期に応じて練習メニューを選択する意識も重要となります。
いずれにせよ1kmインターバルはきついものの、その分比較的短い時間で大きな練習効果が見込める高効率メニュー!
「ここ最近記録が伸び悩んでいる・・・」「少ない時間で効率よく走力アップしたい」などとお考えの方にはかなりオススメのメニューといえそうです!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。