早朝ランで脂肪を燃焼させることで得られるフルマラソンに嬉しい効果とは?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
ここ最近朝からかなり冷え込む日も増えてきましたが、フルマラソンレースに向けて是非オススメしたいのが早朝のランニング。
朝食をとらずに早朝ランニングを実施すると、かなりの脂肪燃焼が期待できるのですが、その事によりフルマラソン、特に後半戦におけるかなり嬉しい効果が期待できます。
その効果について見ていきますと・・・
早朝ジョグで脂肪がメラメラ燃える理由
睡眠中には疲労を取り除いたり、体のコンディションを整えたりで、多くのエネルギーが使われています。
そのため朝起きた際には、マラソン時の最大のエネルギーとなる糖質(グリコーゲン)が体内に少量しか残っていない状態になります。
そんな糖質(グリコーゲン)枯渇状態で朝食をとらずに走ると、体内で糖質(グリコーゲン)が足りないため、もう一つのエネルギー源である脂肪を使わざるを得なくなります。
結果として多くの脂肪が燃焼され、よぶんなぜい肉が落ちていく事になります。
減量効果でパフォーマンスアップ
こうして早朝ランニングで脂肪を燃焼させていくと、当然のことながら体重も落ちやすくなります。
フルマラソンにおいて1キロ体重が落ちると、3分記録が伸びる・・・という説を信じるなら、この段階でフルマラソンのタイムは向上する事に。
それ以前に体重が減って嬉しくないというランナーの方は少なくないはず。
こうして減量効果が期待できるだけでも、早朝ランを実施するモチベーションに繋がるのですが、さらに嬉しい効果があります。
30キロ以降の壁を破る体質改善に
早朝ランで脂肪を燃焼させ続けていると、知らず知らずのうちに筋肉が脂肪をエネルギー源として使う癖をつけてくれます。
マラソンで最大のエネルギー源となるのは糖質(グリコーゲン)ですが、体内に貯蔵できる量は限られていて、マラソンで最大の壁と言われる30キロ過ぎあたりから枯渇した状態に。
そんな糖質の消費を節約し、体内に糖質よりかなり多くの量を貯蔵できる(できてしまう・・・)脂肪をエネルギーにできれば、糖質(グリコーゲン)の枯渇は大幅に遅らせることができる事に!
つまり早朝ランでは、フルマラソンレース後半まで糖質(グリコーゲン)を残しておける体質に改善してくれ、その事によってレース後半のエネルギー切れによって生じる30キロ以降の壁を突破する大きな力となります!
早朝ランは継続こそ大切という事で・・・
そんなフルマラソンにもかなり嬉しい効果が期待できる早朝ランですが、一番の敵は眠気と、今の時期は布団から出ることすら億劫な寒さ・・・
ではありますが、そんな大敵を打ち破ることができれば、減量効果そしてフルマラソン後半での失速対策など、努力に匹敵する効果が十分期待できる早朝ラン。
何事も継続が大切ですが、特に早朝ランでの効果を得るためには継続が何より重要。
・・・ということであたたかい布団の中での誘惑を断ち切って、早朝ランを毎日続け、脂肪燃焼しやすい身体を手に入れましょう!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
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