距離走とはどんなトレーニング?
今日のSWAC四日市・土曜午前定期会、練習メニューは20〜24キロの距離走でした。
距離走とはその名のとおり長い距離を走る練習で、SWAC四日市ではある程度走力のあるメンバーには20〜30キロ、ランニング初心者の方には10キロから徐々に距離を増やしていただく形で実施しています。
長い距離を走る練習として、先日「LSD」を紹介しました。
LSDとはどんなトレーニング?
そして今回はスタミナ強化練習の代表格とも言える「距離走」とはどのようなトレーニングかについて書かせていただきます。
その2つのトレーニングの大きな違いとしては
1. 走るペースの違い
2. 走る目安の違い
の2点があります。
その一つ一つを見ていきますと・・・
1. 走るペースの違い
LSDがかなり余裕のあるゆっくりペースで走るのに対し、距離走で走るペースはフルマラソンの目標ペースもしくはそのペースよりキロ15〜30秒ほど遅いペースです。
フルマラソンで目標として設定するペースは「決して楽ではないもののもう少し走ろうと思えば走ることができる」と感じるくらいのペースで、普段ゆっくりペースで練習することの多い方には少し速く感じるであろうペース。
そのペースを維持して走り続ける「ペース走」、もしくは序盤少しゆっくり目のペースから走りはじめ徐々にレース目標ペースに近づけていく「ビルドアップ走」のどちらかでSWAC四日市は距離走を実施しています。
2. 走る目安の違い
LSDは1時間半〜3時間といった時間を目安に練習を実施します。
それに対して距離走は20〜30キロといった距離を目安に走り、練習終了時点のゴールタイムもある程度の目標を設定して練習することもあります。
そんな距離走を実施する上での注意点としては「走るペースを十分意識して走る」ということ。
特にフルマラソンなど長い距離を走るレースに出場する際は、自分が長距離走り続けることのできるペース感覚を身につけておくことがなにより重要になります。
そこで距離走を実施するうえでのポイントとしては
・1キロ毎など一定の距離ごとにしっかりペースを確認する
・後半ペースを落とすことのないよう心がける
・中盤過ぎで余裕があるようであれば徐々にペースアップする
といったペース感覚を身につける上で重要なポイントを普段以上に意識することが重要になります。
距離走はフルマラソンなど長い距離を走るレースに出場するために最も重要で欠かすことのできない練習と言えます。
そんな重要な距離走ですが、一人で実施しているとどうしても心が折れ途中でやめてしまいがちな練習のため、走力の比較的近い方と集団で実施するのが、最も効果的な練習を実施するための一番の近道と言えそうです!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。