女性のランニングフォームが崩れる大きな理由
夏場から徐々に増えてきはじめたSWAC四日市の女性ランニング初心者メンバー。
中には「この方本当に初心者だったっけ・・・」と思ってしまうほど、めざましく走力が向上しているメンバーもいらっしゃいます。
そして何よりもよかったと思っていることが、初心者の方々に大きな故障をさせずにこの夏を過ごせていること!
・・・なのですが、今後より一層走力の向上が期待できる女性ランナーが増えてきた中で一つ懸念していることがあります。
それが練習中後半にかけてランニングフォームが徐々に崩れてしまうメンバーが結構多くいらっしゃることです。
前半は上体の力もリラックスして、姿勢もきれいなフォームで走れていたはずが、徐々に肩に力が入り腰の位置が落ちて歩幅が小さくなっていく姿をここ最近見ることが多くなりました。
これはメンバーだけの話では全くなく、道行く女性ランナーの中にもかなり多くの方が後半にかけて姿勢が崩れていってしまうのを見かけます。
ランニングフォームの崩れは故障に直結します。
そこで後半にかけてランニングフォームが崩れてしまう理由を探ってみると・・・
その理由はほぼ例外なく「体幹まわり、特に腹筋の弱さです」
女性の方で鍛えることなく「腹筋が強い」という方はめったにいないと思います。
逆に言うと意識して鍛えるようにすれば、腹筋は誰でも強化することができます。
腹筋を鍛えることでランニングで期待できる効果としては
・きれいな姿勢を維持できる
・身体全体を使って楽にスピードが出せるようになる
・練習やレース後半ほど重要な腕ふりを支えてくれる
などがあり、またランニング以外でも
・多くの女性にとって最も重要なダイエット効果
・腰痛の改善
・内臓が強くなる
などといった大きな効果が見込め、鍛えない理由を探す方が難しいです!
そんな理由もあってSWAC四日市では定期練習会で時間のある時はできる限り体幹トレーニングを実施してはいるのですが、体幹トレーニングは日常的に行ってこそ大きな効果が期待でき、練習会で実施するだけでは少し足りない気がしています・・・
そこでSWAC四日市メンバーに向けてあるものを用意することを今決意しました!
その内容については後日このブログにて紹介させていただきます・・・
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。