豚肉がマラソンに及ぼす3つの効果
先日の牛肉がマラソンに及ぼす3つの効果の記事で書かせていただいたように、長時間にわたって筋肉を破壊し続ける事となるマラソンにおいて、筋肉修復のためにタンパク質の摂取は必要不可欠。
なかでも体内で利用されやすい「動物性タンパク質」を多く含むお肉は、美味しく身体作りにつながるという事で、人気の高い食材です。
そんなお肉のなかで牛肉と双璧をなす存在といえるのが豚肉。
そこで今回の記事では豚肉がマラソンに及ぼす3つの効果について見ていきたいと思います。
1.良質なタンパク質が身体をつくる
豚肉に含まれる「動物性タンパク質」も体内では作る事のできない「必須アミノ酸」がバランス良く含まれていて、良質な筋肉をつくり、早期に筋肉を修復するために大きな助けとなってくれます。
2.ビタミンB1が疲労回復に効果大
豚肉には「疲労回復のビタミン」と言われている「ビタミンB1」が豊富に含まれており、その含有量は食品のなかでもトップクラス、牛肉の約8倍と言われています。
またビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を助ける栄養素で、マラソンでも最重要エネルギー源となる糖質の力を最大限に生かしてくれます。
さらにビタミンB1には皮膚や粘膜の健康を維持する働きもあるため、美肌づくりを目指す女性ランナーにとって強い味方となってくれそうです。
3.レバーに含まれる鉄分は貧血予防に効果大
豚肉のレバーは牛肉や鶏肉に比べて最も鉄分が多く含まれていて、貧血予防に大きな力を発揮してくれます。
さらに他の肉と比べても脂肪分が少ない点でも、大きな差別化を図れるレバーと言えます。
おすすめは「モモ肉」と「ヒレ肉」
上記のようにマラソンにおいても大きな力を及ぼしてくれる豚肉ですが、ロースやバラ肉はかなりの高脂肪で、体重増加の大きな要因にもなてしまいます・・・
そこでマラソンにおすすめなのは牛肉同様「モモ肉」や「ヒレ肉」など低脂肪の赤身肉。
さらに豚肉は生姜焼きや豚キムチなどネギやニンニクなどと一緒に料理すると、ビタミンB1の吸収率がアップするそうです。
さらにマラソンにも大切な栄養素が盛りだくさん!
ついでに書かせていただくと豚肉には太りにくい身体を作る「ロイシン」、睡眠障害を改善する「トリプトファン」、脳を活性化する「アラキドン酸」など多くの栄養素を含む良質の食材!
食べ過ぎには注意ですが、マラソンにおいて積極的に摂取していきたい食材の一つと言えそうです!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。