1. HOME
  2. ブログ
  3. 秋のレースシーズンに向けた半年強化スケジュールについて

秋のレースシーズンに向けた半年強化スケジュールについて

セカンドウィンド四日市では10月半ばごろよりはじまるレースシーズンに向けて、下記内容の通り、半年をかけて段階を踏んで、無理なくレース本番で結果を出せる練習メニュー作りにつなげていきます。

5~6月 基礎スタミナ養成期

レースシーズンをひととおり終えて、レースがしばらく遠ざかる5~6月は、ペースは少し抑えて、その分じっくりと距離を走りこむ練習メインにメニューを組んでいきます。

まず平日練習では、ペースはフルマラソンの目標ペースをベースに、10㎞以上の距離をしっかり踏んで、スタミナの土台作りを。

また週末練習では、ペースは抑えめに、その分長い時間じっくり走りこむ練習で、早い段階からスタミナのベースアップをしっかり行っていきます。

さらに不整地を走るクロカン練習も隔週で実施して、脚筋だけでなく体幹など全身を使った効率のいいランニングフォームづくりにもつなげていきます。

7~8月 スピード+脚づくり強化期

今年も尋常でない暑さが続きそうな7~8月は、スピードのベースアップと、フルマラソンを走り切るための脚づくりのための練習がメイン。

まず平日練習では、比較的短い距離を、レースペースよりだいぶ速いペースで走るショートインターバルやレペティションメインのスピード練習で、スピードの底上げをしっかり行っていきます。

さらにスピード練習実施後は、ゆっくり長めのジョグで、走行距離もじっくり延ばしていきます。

また週末練習では、アップダウンの多いコースや日差しを抑えられる峠道・山道などを、かなりのゆっくりペースでじっくり走りこんで、持久力のある脚づくりをひたすら進めていきます。

9~10月 スピード持久力強化

レースシーズンも直前に迫った9~10月は、マラソンレースで結果を出すために最も重要なスピード持久力強化が至上命題。

まず平日練習ではフルマラソン目標ペースより少し速めのペースでのペース走やロングインターバルなど、スピード持久力強化に効果的なメニューで、レース本番に向けた実践力を強化していきます。

また週末練習では、フルマラソンでの目標ペースを意識して20~30㎞の距離を走りこんでいく練習で、レース本番に向けて最も重要なスタミナの仕上げを行っていくと同時に、レース本番でのペース感覚を養っていきます。

そしてレースシーズン本番へ

フルマラソンレース本番直前では、疲労を抜いて、コンディションを整えていく事が最優先課題。

レース本番の日程から逆算して、徐々に練習量を落としていく一方で、練習の質はキープしていく事で、万全の状態でレース当日を迎えられるよう心掛けていきましょう。

関連記事