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夜走る前に食べるべきか、走った後に食べるべきか?

平日仕事などが終わってからランニングをするという方はかなり多い事と思います。

SWAC四日市メンバーのほとんども平日の夜はそれぞれの仕事が終わってから定期練習会にされるわけですが、そんなメンバーからよくきかれる質問に「走る前と走った後のどちらに食べた方がいいか?」という質問があります。

当然「お腹が減った状態で走りたくない」という方もいらっしゃれば「走る前に食べると身体が重い」という方もいらっしゃっるわけですが、実際どちらに食べた方がいいかと言いますと「断然走った後の方がいい」です!

 

食事したものが体内で消化するまでの時間は通常の食事で3〜4時間かかると言われています。

なので仕事が終わって走り始めるまでに3〜4時間の時間が取れる方は全く問題ないのですが、それだけの時間が取れない方(ほとんどの方がそうだと思いますが・・・)が食事をとってから走り出すとすると、食べたものが消化されていない状態で身体を動かす事となります。

食べたものは消化吸収を終えていないかぎりエネルギーとしては使えないため、走る直前に食べたもののほとんどはエネルギーとして使えず消化不良による腹痛を引き起こすなど、走るうえでの障害となるだけだったりします・・・

 

逆に走った後はエネルギーを大量に消費していて体内にエネルギーが枯渇された状態になっています。

特に走り終えた後の30分間以内の時間は「ゴールデンタイム」と呼ばれる重要な時間帯で、この時間帯にランニングで一番のエネルギー源となるグリコーゲンを素早く補給する事で疲労回復のスピードは大きく変わってくると言われています。

このゴールデンタイムでのエネルギー補給は1時間以内に消化される事が望ましいため、まずはバナナやオレンジジュースなど消化が速い食材でまずは素早く栄養補給。

そして帰宅後なるべくはやくちゃんとした食事をとると、走って2時間以上経過した後に食事をとった場合に比べて疲労回復に加え筋力回復の時間も断然変わってくるそうです。

 

・・・というわけでランニングを長く続けるために疲労回復は最重要ポイントの一つであるため、夜走る方は走った後に食事をとるべきなのですが「夜走る前に食べないとおなかが減って力が入らない・・・」という方はかなり多いはず。

そういった方はとりあえず走る前に消化の速いゼリーやバナナなどで走るために必要な分だけエネルギーを補給しておいて、走った後にもう一度走って消費した分のエネルギーを補給という形がベストと言えます。

 

以上のように走る前と走った後どちらかに食べるかと言えば「走った後の方がいい!」という結論には達したのですが、その走った後の食事メニュー選びにはいくつかのポイントがあります。

そのポイントについては後日あらためて記事とさせていただきたいと思います!!

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