レース直前の緊張をやわらげるためにオススメの「リラクセーション」実施時の4つのポイント
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
レースが近づけば、どのような方であっても緊張してしまいます。
緊張はこれから始まるレースに向けての心のウォーミングアップ的な部分もあり、悪いことばかりではないのですが、緊張しすぎると体力の消耗や精神的な混乱など悪い部分ばかりが出てきてしまいます。
そんな「緊張しすぎ」を予防するのに効果的なのがランナーのメンタルトレーニングに紹介されている「リラクセーション」。
そこで今回の記事ではリラクセーションの具体的な方法について見ていきたいと思います。
リラクセーションの4つのポイント
1.静かな場所に行く
2.前向きな言葉を頭の中で繰り返す
3.マイナスの事が浮かんでも深く考えすぎない
4.楽な姿勢で行う
この一つ一つについて詳しく見ていきますと・・・
1.静かな場所に行く
リラクセーションを実施する場所としては、できるだけ邪魔の入らない静かな場所で行うことが大切になります。
賑やかなところだとどうしてもいろいろな雑念が入りやすくなってしまいますが、静かなところだと心を惑わすような考えを排除しやすくなるそうです。
2.前向きな言葉を頭の中で繰り返す
雑念を振り払うために一番いい方法は、音や言葉を頭の中、もしくはつぶくなどで、脳に連続的な刺激を入れる事だと言われています。
緊張しはじめると、心がフラフラとさまよった状態になってしまいがちですが、言葉やフレーズを繰り返すと次々と浮かぶネガティブな考えを断ち切る事ができるようになります。
3.マイナスの事が浮かんでも深く考えすぎない
上記2つのことを実施しても、どうしても心を惑わすような考えは浮かんできてしまいます。
そんな時に大切なのは、深く考え込まないこと。
そしてマイナスな事が思い浮かんだ時は、気持ちを落ち着ける言葉を繰り返せば、自然と気持ちはリラックスしてきます。
4.楽な姿勢で行う
上記リラクセーションを行う時は、少なくとも20分同じ格好をしてられるような楽な姿勢をとって下さい。
横になって実施してもいいのですが、あまりリラックスできすぎると、かなり眠たくなってきてしまうので、「気がついたら寝ていてスタートに間に合わなかった・・・」ということだけは絶対避けるようにして下さい。
一番緊張が高まるのはウォーミングアップスタート時という事で
レースで一番緊張するのはレーススタート時でなく、これから身体を動かそうというウォーミングアップ開始時と言われています。
そこでウォーミングアップの最中に、あまりの緊張で押しつぶされそうになった時は、上記4つのポイントを踏まえ10〜20分ほどのリラクセーションを行うようにしてみて下さい!
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今回の記事で参考にさせていただいた書籍
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。