コースはフラットでおもてなしの評価も高いわりにはエントリーしやすい静岡マラソン
こんにちは。四日市のマラソンチーム「セカンドウィンド四日市」代表兼ランニングコーチ多田夏彦です。
レースシーズンもいよいよ本格化してきましたが、ここ最近競争率が高いわりには、大会の絶対数がまだまだ少ないフルマラソンにエントリーできずこまっている方は多くいらっしゃいます。
そんなランナーの方に10月19日現在、エントリーをオススメしたい大会が「静岡マラソン」
静岡マラソンは私どものチームでも参加したメンバーが多くいらっしゃいますが、概ね評判も良く、そのわりにはエントリーしやすい大会ということで、春の本命レースの有力な選択肢としてオススメしやすい大会です!
そこで今回の記事では現段階でまだエントリーできる貴重なフルマラソン大会のひとつ静岡マラソンについて見ていきたいと思います。
コースはフラットで走りやすい
静岡マラソンのコースは最大高低差30mと比較的フラットなコースで、急な傾斜の坂は全くなく、しかも全体的に下り基調のコースで非常に記録が狙いやすいコースと言われています。
コースの途中には大都市静岡市のど真ん中を走れたり、地元の英雄とも言える徳川家康ゆかりの名所を巡ったりと魅力ある景観を楽しめる大会です。
また天気が良ければ、太平洋岸から富士山を正面に見ながら走れることも、大会の大きな魅力のはずなのですが・・・
時間制限は5時間半と少しきつめ
静岡マラソンの時間制限は5時間半と、一般的に6時間の制限時間が多いことを考えるとややきつめ。
ただしコースはフラット、開催される時期も程よい気候になることが多くと、初心者の方でも比較的挑戦しやすい大会と言えそうです。
大会運営も高評価
静岡マラソンはフルマラソンレースとして開催されるのは次回でまだ3回目ですが、前身となった静岡駿府マラソン時代からボランティアの皆様のおもてなしの評価はかなり高く、また沿道の応援も暖かいと評判。
しかもエイドには「静岡おでん」や「安倍川餅」などの静岡グルメや、イチゴなどの地元スィーツも楽しめてと、かなりの高評価を得ています。
極めて評価の高い静岡マラソンですが・・・
上記のようにコースはフラットで走りやすく、地元のおもてなしも素晴らしくと、非の打ち所のない大会のはずの静岡マラソンですが、ランニング大会100撰にはなぜか選ばれていません。
その大きな要因となっているのが2年連続で雨の中でのレースとなっていること。
そのおかげで本来であれば大会最大の見所となる富士山を拝むこともできず、また寒い中でのきついレース展開を強いられと、大会運営と関係ないところでかなり評価を下げている大会と言えます。
またゴール地点となる清水駅前が少し窮屈らしく、ゴール後の心象が良くないのも、わずかながら評価を落としている要因のようです。
とはいえやはりオススメの静岡マラソン
そんなちょっとした事で本来得るべき評価を得られていない感のある静岡マラソンですが、天気さえ晴れれば、他の都市型マラソンに決して引けを取らない大会と言えます。
そんな静岡マラソンのフルは定員にさえ達しなければ11月24日までエントリー可能。
すでに10キロファンランは定員を締め切られており、フルの方も昨年はエントリー開始後6週間ほどで定員に達してエントリーを締め切っているとの事。
春に今シーズンを締めくくる記録を狙うランナーの方で、まだエントリーするレースが決まっていない方はすぐにでもエントリーする価値のある大会と言えそうです!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。