レース前の緊張しているときに注意したい過換気症候群
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
マラソンの醍醐味と言えばレースに出場すること・・・ですがレースのスタートが近づくにつれて、緊張や不安がピークに達して落ち着かない方はかなり多いはずです。
そんな緊張しているときに起こりやすいのが過換気症候群。
スタート前にこの症状にかかってしまうと、レースそのものが悪い思い出になってしまいかねません・・・
そこで今回の記事では過換気症候群の症状、原因、そして対処法について見ていくことで、貧血に悩まれる方のご参考にいただければと思います。
過換気症候群の症状
過換気症候群になると、息が吸えないような感覚となる過呼吸になってしまううえ、手足や唇のしびれやどうき、めまいなどを引き起こしやすくなります。
過換気症候群になりやすいのはこんな人
過換気症候群になりやすいのは、やはり緊張しやすい方。
また日頃より精神的なストレスを抱え込んでいる方も要注意の症状と言えます。
過換気症候群になる原因
過換気症候群は身体的な異常で起こるものではなく、精神的ストレスによる自律神経系の異常によって起こります。
そして過換気症候群で起こる息が吸えないという感覚は、正確に言えば吸えない感覚に襲われているだけで、発作時はかなり苦しく感じますが、深刻な症状になることはまずありえません。
過換気症候群の対処法
過換気症候群はしばらく経てば自然とおさまり、ピークは30分ほど、長くとも1時間持続することはまずありません。
ですので発作を起こしたとしても「そのうち治るから慌てなくても大丈夫」と思うことが何よりの対処法と言えます。
ただレース直前だとつい慌ててしまいがちですが、万が一発作が起きてしまったときはまずは落ち着いて、鼻から空気をゆっくり浅く吸って、口から吐き出すようにしてみてください。
また可能であれば息を吸った後に、数秒軽く息を止めることも、症状を抑える有効な手段と言われています。
レース前の緊張はだれもがすることなので
レース前はその独特の雰囲気からついつい緊張しがちですが、それはどんなトップランナーも同じことで、むしろこの緊張感があるからこそ、レース本番でいつもよいいい走りができるようになるというのも事実です。
ですので普段から緊張しがちの方は、「自分だけでなくみんなが同じように緊張している」ということを十分念頭に置いていただいて、なにより落ち着いてレース前独特の雰囲気を楽しんでいただければと思います!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。