夏場に最適のランニング練習
連日35度近い暑い日が続き、ランニングへのモチベーションがなかなか上がらない方は多いと思います。
夏場のランニングは大の苦手と言う方は決して少なくなく「できれば走りたくない・・・」という気持ちついなりがちです・・・
・・・とは言うもののランニングで一番大切なことは「継続する」こと!
暑いからと言って逃げるだけでは、せっかく今まで鍛えてきた身体も元通りになってしまいます。
そんな夏場でもランニングを継続するために実施する、おすすめトレーニングメニューに「時間走」があります。
時間走とは、その名のとおり「走る時間をあらかじめ決めて走るトレーニング」で、SWAC四日市では土曜午後の定期練習会で実施する機会が多い練習メニューです。
このトレーニングメニューでは距離を思ったほど走れなくても、決めた時間が来たらすぐにランニングをやめクールダウンに入ることがポイントとなります。
夏場はどうしても走るパフォーマンスが落ちてしまいがちで、イメージしていたペースで走れないことは本当によくあることです。
距離を決めて走るとどうしても以前同じ距離を走った時のタイムが大きなプレッシャーになってしまいますが、時間を決めて走るとそのプレッシャーからは解放され、自分の体の反応にしたがって走りやすくなり、効果的なトレーニングになります。
・・・と私がランニングノウハウのバイブルとしているリディアードのランニング・バイブル
にも書かれています。
また練習会のように何人かのメンバーで走るとき距離を決めて走ると、速いメンバーとゆっくり走るメンバーでどうしてもゴールタイムが大きく異なってくるため、ゆっくり走るメンバーの気持ちに焦りが出てしまいますが、時間走だとゴールする時間は一緒のためメンバー誰もが気持ちに余裕を持って走れます!
そんな夏場に走るのに適した練習メニューである「時間走」ですが、それでも夏場の炎天下の中を走るのが危険であることには変わりありません。
ですので夏場のランニングは
・早朝や夕方、夜など走る時間を工夫する
・水分補給とナトリウム補給は念入りに
・ウェア等暑さ対策は万全に
といった基本ルールをしっかり守ったうえで、距離走など必要以上に無理をせずに走れる練習を行うことが大切です。
今の暑い季節はイメージ通りの走りができないことの方が多くモチベーションが下がりやすい時期ですが、夏場のランニングを続けた結果は、秋以降のランニングに直結し「驚くほど自分が走れるようになっている」ことに気づくと思います。
というわけで夏場の練習は決して楽しいだけのものではありませんが、秋以降のランニングを本当に気持ちよく、そして楽しむための儀式のようなものと信じて、無理せずじっくりランニングを継続していきましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。