SW四日市で実施する5+1のランニングメニューについて

バランスよく、段階を踏んで走力アップにつなげよう!
フルマラソンを完走するためには、日々の練習の積み重ねが欠かせません。
と言いましても、ただ闇雲に長い距離を走ればいいというものではなく、走るスピードや距離に変化をつけながら、メリハリをつけた練習でバランス良く総力アップにつなげていく意識が重要です。
そこでセカンドウィンド四日市では練習時間が比較的とりやすい週末に長い距離を走るスタミナ強化メニュー、練習時間がとりにくい平日に短い距離を速いペースで走るスピード強化メニューを実施しています。
またセカンドウィンド四日市ではランニングの名著「ランニング・フォーミュラ」の内容に少しアレンジを加えて、大きく6つ(週末3つ・平日3つ)のカテゴリに分けて練習を実施していきます。
週末練習(スタミナ強化メニュー)
ロング走(Long Run)
比較的長い距離を、余裕あるペースでゆっくり走る練習です。
ロング走では走る距離よりも、走る時間を目安にメニューを設定しており、最短でも1時間半、最長3時間と長い時間を走り込むことで、フルマラソンを走るための基礎を作るメニューです。
主な練習場所:伊坂ダム、霞ヶ浦緑地公園など
クロカン走(CrossCountry Run)
アップダウンのある不整地コースを、余裕あるペースで走る練習です。
クロカン走ではゆっくり走っていても、平坦なコースよりも身体に大きな負荷がかかり、特に上り坂では心肺機能が、下り坂では脚筋を中心に下半身強化などスタミナ強化の効果が期待できるメニューです。
主な練習場所:富双緑地公園、南部丘陵公園など
マラソンペース走(Marathon Run)
比較的長い距離を、フルマラソンやハーフマラソンのペースを意識して少し速めのペースで走る練習です。
ロング走と異なり、マラソンペース走では走る距離を目安にメニューを設定しており、何よりペースを意識して走ることで、スタミナ強化はもちろん、レースでのペース感覚を養えるメニューです。
主な練習場所:霞ヶ浦緑地公園、中央緑地公園など
ポイント練習(スピード強化メニュー)
レペティション(Repetition Run)
200〜400m前後の距離を、全力の9割前後の速いペースで走るのと完全な休息を交互に行う練習です。
レペティションではスピードの土台や効率よく走るためのランニングフォームを作るのが主な目的で、疾走時は大きな動きを意識して、休息は十分すぎるほど取って、しっかりメリハリをつけて実施するのがポイントです。
主な練習場所:中央緑地公園陸上競技場など
インターバル走(Interval Run)
400m〜1km前後の距離を、全力の8割前後の速いペースで走るのと、200m〜400m前後のゆっくりジョギングでの休息を交互に行う練習です。
インターバルでは心肺機能の強化が主な目的で、休息はレペティションに比べると短くすることで、心肺に刺激を入れ続けながら実施するのがポイントで、マラソンメニューの中でも最もきつい部類に入るメニューです。
主な練習場所:中央緑地公園陸上競技場など
閾値走(Threshold Run)
10km前後の距離を少しきつめのペースを走り続ける、もしくは1km〜5km前後走った後に休息を挟みながら一定に維持しながら走り続ける練習です。
フルマラソンを走り切るために最も重要とも言える「スピード持久力」を強化するメニューで、レース本番が近づけば近づくほど重要度が増してくる練習と言えます。
主な練習場所:中央緑地公園陸上競技場など

合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。