フラットコースで沿道の応援のボルテージも最高クラスの大阪マラソンですが・・・

こんにちは。四日市のマラソンチーム「セカンドウィンド四日市」代表兼ランニングコーチの多田夏彦です。
10月の最終日曜日となる今週末の日曜日には2つの人気マラソン大会が開催されます。
その一つが都市型マラソンでも東京マラソンに次ぐ人気を誇る大会と言って過言でない「大阪マラソン」
今年は11月上旬に富山や金沢マラソンなど全国各地で新たに開催されるフルマラソン大会が多かったからか、過去最低の4.5倍に終わったそうですが、昨年参加したランナーからもある一点を除けば素晴らしい大会だったとの声が多く、決して評価を落としているわけではありません。
むしろ多くの魅力により、来年はぜひ出たいという声の方が、私の周囲では圧倒的に多く聞かれる大会です。
そこで今回の記事では、そんな魅力ある大阪マラソンについて詳しく見ていきたいと思います。
コースは都市型マラソン屈指の高速コース
大阪マラソンのコースの特徴としてよく言われるのが、最大高低差20mと極めてフラットなコース設定。
アップダウンのきつい大会も多い関西の都市型マラソンの中でも屈指の高速コースとして知られています。
そんな走りやすい大阪マラソンコースですが、37キロ地点過ぎの南港大橋のあたりのちょっとした登りが、「それまでフラットだった分、結構こたえた・・・」という声も聞かれます。
時間制限も7時間と初心者でも安心
そんなフラットなコースに加えて、大阪マラソンが初心者の方でも挑戦しやすいと言われる理由が、7時間というかなり優しい制限時間。
7時間であれば、早歩きより少し速いくらいのペースを維持できれば完走できるペース。
走りやすいコースと優しい制限時間、この2つだけを見ればほとんどの方が完走できそうな大会と言えるのですが・・・
全国屈指の大声援に加えて充実のエイド
大阪マラソンに参加されたメンバーから必ず聞かせていただくのが、大阪マラソンでのあたたかい・・・というよりかなり熱い沿道の声援の素晴らしさ。
出場された誰もが、あれほどパワフルな応援は経験したことがないと口を揃えていらっしゃいます。
加えて32.5キロ過ぎの公式給食エイド「まいどエイド」ではたこ焼きなどの大阪グルメを堪能できるほか、特徴あふれる私設エイドもそこらじゅうに出ているらしく、大会の盛り上がりに大きく貢献しているようです。
有名人も多く参加
大阪マラソンで見逃せないのが、出場する有名人の多さ。
今年の大会でもコブクロの小渕健太郎さんやノーベル賞受賞の山中伸哉さんをはじめ、今年も多くの有名人の参加が決定しているようです。
最大の敵は暑さ
そんな魅力溢れる大阪マラソンですが、唯一の欠点・・・といいますか大会運営側の問題では全くないのですが、大阪マラソンが開催される日はすごく暑くなる・・・という事。
昨年開催された大会でもかなり気温が上がってしまった事で、後半の大失速してしまったランナーや熱中症で倒れたランナーも少なくなかったようです。
暑ささえ気にならなければ西日本屈指と言える大会
そんな暑さだけが大きな失点となる大阪マラソンですが、コースはフラットで走りやすく、沿道の応援も最高、エイドも充実とあらゆる点で西日本屈指の実力を誇る大会と言って過言ではありません。
何より活気溢れる大阪の市街地の道の真ん中、を何の遠慮もせず走れるのは大きな魅力!
あとは唯一の欠点とも言える暑さがどの程度のものになるかに注目して、今週末日曜日を待ちたいと思います!!

合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。