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リスクも大きいが成功すれば効果大の本格カーボローディング

フルマラソンで気をつけたい事の一つがレース後半にかけてのエネルギー切れ。

フルマラソンのように長い距離を走り続けていると、体内に蓄積されたエネルギー源となるグリコーゲンが枯渇された状態になってしまいがちです・・・

一番のオススメは簡易法カーボローディング

そんな状態になるのを避けるために実施したいのが「フルマラソン3日前から実施できる簡易法カーボローディングとは?」の記事でも紹介させていただいた、レース3日前からグリコーゲンを多く含む炭水化物の比率を増やした食事をとる簡易カーボローディング。

この方法をとるだけでもエネルギー切れのリクスは大きく抑える事が可能です。

本格カーボローディング

ただ「この簡易カーボローディングを試してみてもいつもエネルギー切れを起こしてしまう・・・」という方は結構多いはず。

そんな方にひとつおススメの方があります。

それがレース1週間前からレース3日前まで体内のグリコーゲンを枯渇させ、体内にグリコーゲンが吸収しやすい状態をつくるために、あえて炭水化物を摂取しない炭水化物抜き食事方法「本格カーボローディング」。

さらに炭水化物抜き食事の最終日には少しキツめのトレーニングを実施する事でグリコーゲンを使い果たすようにすると、よりレース3日前から摂取する少し多めのグリコーゲン補給効果が大きくなる事が期待できます。

リスクも大きい本格カーボローディング

ただしこの炭水化物抜きメニューを実施すると「身体に力が入らない・・・」「頭が真っ白になってしまう・・・」などの症状が出て、体調を崩してしまう可能性も決して低くありません。

レース前に大切なのは疲労を抜く事とコンディションを上げていく事。

そんな時期に無理のある食事で体調を崩しては本末転倒の部分があるため、炭水化物抜きメニューを実施している最中に調子が悪くなってきているのを感じたら市民ランナーの方は即座に中止する決断も必要になってきます。

最後の判断はご自身でお願いします・・・

効果は十分期待できる・・・がリスクも大きい「本格カーボローディング」。

賛否両論の本格カーボローディングですが、「レース前に少しでも多くのエネルギーを蓄えた状態をつくって本番に臨みたい!」などとお考えの方は明日からの食事のご参考にいただければ幸いです!!

 

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