ランニングトレーニングメニュー別・心拍数の目安は
SWAC四日市で実施している定期練習会において、メンバーのトレーニング強度を決める際によく使われるのは「1キロ5分」などといった走るペースによるもの。
そして「走るペース」と同様に使われる練習強度をはかる目安として言われているのが「心拍数測定」。
そこで今回の記事では「ランニングの際に目安としたいトレーニングメニュー別適性心拍数がどれくらいか?」という事について書かせていただきたいと思います。
ランニングの数ある練習メニューの中でも心拍数が上がりやすいのはインターバル走などのスピード練習。
逆にジョギングやLSD、ウォーキングなど隣の人と会話ができる余裕のある負荷で実施するトレーニングは、心拍数がそれほど上がらないトレーニングメニューであることは容易に想像できると思います。
そこで平常時の心拍数が60〜70の方が各ランニングトレーニングを実施する際の、おおよその心拍数の目安を見ていきますと・・・
ウォーキング・・・100〜120/分
ジョギング・・・130〜150/分
ビルドアップ走・・・140→180/分
LSD・・・120〜140/分
ペース走・・・160〜180
クロスカントリー走・・・160〜180
インターバル走・・・180
ウィンドスプリントや坂道ダッシュは考慮しなくてOK
以上のような数値となっています。(もちろん個人差はありますが・・・)
ランニングでは体調次第で同じペースで走っても楽に走れる日もあればかなりキツくなる日もあり、また気温やコースのアップダウン、風の向きや強さなどによっても走るペースは大きく変わってくるため、ペースだけで練習の負荷をはかるのは難しかったりします。
・・・が心拍数も一つの目安とする事で、実施したトレーニングの負荷をより正確に把握する事が可能となります。
普段心拍数を測定する事を練習後に把握される方は少ないと思いますが、自分の実施しているトレーニングの負荷が適正かどうかを知りたい方はかなり多いはず!
そういう方はぜひ一度心拍数を測っていただき、実施したトレーニングの負荷が適切だったかどうか確認してみて下さい!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。