クロスカントリー走で得られる4つの練習効果
前回の「クロスカントリー走とはどんなトレーニング?」で紹介させていただきましたクロスカントリー走は数多くの効果が見込める高効率トレーニング。
SWAC四日市でも定期練習会での実施頻度こそ少ないものの、メンバーの皆様には自主トレなどでは積極的に実施する事をおススメしている「クロスカントリー走」で得られる効果について今回の記事では書かせていただきたいと思います。
クロスカントリー走は芝生など地面が柔らかいところで実施すれば着地衝撃を抑えられるため、ランニング初心者や軽い故障を抱える方にもおススメのトレーニング方法。
そんなクロスカントリー走では大きく下記4つの効果が期待できます。
1.心肺機能の強化
2.筋力の強化
3.フォームの改善
4.精神的なリラックス
そのひとつひとつを見ていきますと・・・
1.心肺機能の強化
クロスカントリー走では起伏のあるところを走るため、特の登り坂を駆け上がる時は心肺にいつも以上の負荷がかかります。
結果それほどペースを上げなくても自然と心肺機能は強化される事になります。
2.筋力の強化
クロスカントリー走では登り坂を走る時は身体を前方向だけでなく上方向に持ち上げる必要もあるため平地を走るときより多くの筋肉を使います。
また下り坂では体重の5倍とも言われる着地衝撃を支えるために同じく多くの筋肉を使います。
また芝生のような柔らかい地面に着地する際にはバランスを維持するために体幹をはじめ普段使わない脚の細かな筋肉を刺激する事ができるため、平地を走る時とは異なる筋肉をバランスよく鍛える事が可能です。
3.フォームの改善
坂を上ったり下ったり、また芝生や土、不整地など着地の際にバランスをとる事が要求されるクロスカントリーでは、自然と安定したランニングフォームを習得する事につながります。
また柔らかい地面を走るためには地面を蹴るだけでは効率よく前に進めないため、楽に前に進むために気がつけば自然と体幹を中心に身体全体を使った走りができるようになります。
4.精神的なリラックス効果
クロスカントリー走では自然豊かな日常生活とは異なる景色の中で走る事が多く、精神的にリラックスした状態になりいい気分転換にもなります。
普段頑張ってトレーニングを続けている方、また日常仕事に追われている方は気がつけば肩に力が入った状態になってしまっています。
そんな方々はたまにはこうした非日常的な環境で走るようにすると、肩に入った変な力を抜く事ができるうえストレス解消にもつながります。
以上のようにクロスカントリー走の効果について書かせていただいたわけですが、クロスカントリー走は地面が柔らかいところで実施すれば着地衝撃を抑えられるため、怪我のリスクも少なく大きな効果が見込める点が大きな魅力と言えるトレーニング。
初心者の方や軽い故障を抱えている方のリハビリ的な形でも実施できるトレーニングともなるため、気分転換なども兼ねてどなたでも積極的に実施していただきたいトレーニング方法と言えます!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。