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体幹トレーニング「BCT」実施の際の「5つ」のポイント

今日は雨の1日となりそうですが、こんな雨の日はただ走るだけでなく雨をしのげるところで補強トレーニング(筋トレ)を少し長めに実施する事もおススメです。

その補強トレーニングとしてSWAC四日市では先日の「BCTとはどんなトレーニング?」の記事でも書かせていただいたとおり、今年の箱根駅伝で優勝した日本体育大学が実施していた事で有名になった「BCT」をメインに実施しています。

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このBCTではランニングでよく使う筋肉をバランスよく鍛える事ができ、女性メンバーの間でもすぐに「ウエストがしまった!」などという声もあがったりとその効果は折り紙付きです!

そんなBCTには実施の際、最大限の効果を上げるためにいくつか意識したいポイントがあります。

そのポイントを見ていきますと
1.正しい姿勢で行う
2.回数にはそれほどこだわらなくていい
3.全メニューを実施する
4.ドローインして実施する

5.継続して続ける
以上の5点があります。

 

そのひとつひとつを見ていきますと・・・

1.正しい姿勢で行う

全ての補強トレーニングに関しても言える事ですが、正しい姿勢でトレーニングを実施する事はBCT最大のポイントです。

間違った姿勢でトレーニングを実施しても本来鍛えたい筋肉を刺激する事にはならず、そのトレーニング効果は半減してしまいます。

もし実施していて楽に感じるようなら間違った姿勢で実施している可能性が高いため、鍛えたい筋肉をしっかり刺激する意識を持って実施する事がBCTでは重要となります。

 

2.回数にはそれほどこだわらなくていい

SWAC四日市でBCTを実施する際にも回数目標は定めていますが、回数をこなす事はBCTではそれほど重要ではありません。

種目によってはかなりキツいものもありますが最も重要視したいのは正しい姿勢で行う事、逆に正しい姿勢が維持できないようならそこでやめてしまっても問題ありません。

 

3.全メニューを実施する

BCTは人間の発達過程をたどるような形でメニューが組まれていて、少しずつ動員する筋肉を増やし走る動作に導いていくことがポイントとなるため、全メニューを正しい順番で実施してこそその効果が期待できます。

時間がないときはひとつひとつのメニューの回数や秒数を減らしてでも全メニューを実施するのがベストです。

 

4.ドローインして実施する

ドローインとはお腹を締めて行うこと。お腹の部分は全ての動作の起点となり、ドローインを行いそのお腹の部分を締める事で刺激したい筋肉はより意識しやすくなります。

このドローインを常に意識していると自然とお腹がしまっている状態になりダイエット効果も抜群!さらに正しいランニングフォーム体得にもつながるため、BCTをはじめ体幹トレーニング必須の動作として意識するようにしましょう。

 

5.継続して続ける

あの箱根駅伝で優勝した日体大メンバーでさえBCTの効果で身体の変化が出たと感じるまでに3ヶ月かかったと言われています。

つまりBCTは継続してこそ最大限の効果が期待できるトレーニング、少ない回数でもいいので正しい姿勢、順番で根気よくコツコツと続けていく事が自分の「走り」を変化させる一番の近道です!

 

以上のようにBCTトレーニング実施の際のポイントについて書かせていただきましたわけですが、どのポイントもBCTで期待できる効果を最大限に得るためには欠かせないポイント!

BCTをはじめとした補強トレーニングは地味ですが、継続する事で着実に走りが変わってくるため、せっかく実施するのであれば最大限の効果を得るため上記ポイントを常に意識して着実な「走りの変化」につなげていって下さい!!

 

BCTについて詳しく知りたい方は下記の本がおススメです↓
速くなる体幹トレーニング (B・B MOOK 964)

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