ランナーひざ・腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)対策はどうすれば?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
先日の「ランニングでよくある「ひざ」の故障の症状は?」の記事でも書かせていただいたとおり、ランニングで最も故障しやすい身体の部位がひざまわりです。
中でもランニング初心者や長い距離を走りはじめた方、O脚や着地の際に足裏の外側で踏み込みやすい方に起こりやすい「ランナーひざ」・「腸脛靭帯炎」は最もランナーに起こりやすい症状と言えます。
そこで今回の記事ではランナーの大敵とも言える「ランナーひざ・腸脛靭帯炎になった時はどうすればいいか?」ということについて書かせていただきたいと思います。
腸脛靭帯炎になった時は?
ランナーひざ・張継靭帯炎の初期症状として起こるのが走っている最中にひざの外側に違和感が出てくるというもので、このレベルであれば日常生活には支障はありません。
・・・とは言っても放置しておくと症状が重くなる可能性があるため、痛みを感じた段階ですぐにランニングを中断して痛みが取れるまでアイシング、そしてときおりストレッチを織り交ぜて行うのがベストと言えます。
そして痛みがなくなるようであれば、ペースは抑えめ・距離も短めでひざの痛みの状況を確認しながら走りはじめても大丈夫です。
ランニングを再開するときは?
そのランニング再開の際には一度ランニングシューズのソールを確認して、外側が極端にすり減っている方はこれを機会に強制用のインソールを導入してもいいかもしれません。
また着地の際に足裏をいつも以上に意識していただいて外側に重心が行かないよう心がけながら走ると、同じ症状が起こりにくくなります。
特に疲れてくるとどうしてもランニングフォームに悪い癖が出やすくなるため、疲れてきた時こそいつも以上にランニングフォームを意識する事がランナーひざ・腸脛靭帯炎への一番の対策となります!
さらにこうした症状が起こった時こそ従来より入念なウォーミングアップを行う、そして走った後は十分なクールダウン、アイシングを心がけるようにすることが、ランニングを長く楽しむために大切な事となってきます。
早めの対処を心がけましょう
せっかく頑張って練習しても故障して走れなくなってしまうようでは、今までの練習の意味が全くなくなってしまいます・・・
特にひざの故障は放置しておくと長引く可能性が高いため、今回紹介させていただいた対応策などもご参考に早め早めの対応を心がけていただければ幸いです!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。