寒い時期にこそ確認したいウォーミングアップの3つの効果
ここ最近急激に寒くなってきて、走りに外に出るにはかなり億劫な日が多くなりました。
そんな寒い日が続くときこそ、しっかりやっておきたいのが走る前のウォーミングアップ。
寒い日はウォーミングアップを怠ると、走りのパフォーマンスに直結する事はもちろん、最悪大きな怪我にもつながりかねません。
そこで今回はウォーミングアップの大切さを再認識していただくべく、ウォーミングアップの主な効果について見ていきたいと思います。
酸素やエネルギー源が全身の筋肉に行き渡りやすく
まずウォーミングアップの効果として真っ先に挙げられるのが、身体を動かすことにより、血液の循環が良くなること。
血液の流れが良くなると、酸素やエネルギー源がより全身の筋肉に行き渡りやすくなります。
また心肺にも活発に動き始めるため、走り始めた時に急激な負荷を心肺に与えずに済む事も、ウォーミングアップの効果の一つと言えます。
筋肉が温まり柔軟性アップ
次にウォーミングアップの効果として挙げられるのが、筋温を温める効果です。
寒い日は筋肉の温度も低くなりがちで、ガチガチに固まっている場合がほとんど。
そんなガチガチの筋肉に血液が行き渡り始めると、筋肉の温度は内側から徐々に温まっていきます。
筋肉の温度が上昇すると、筋肉の弾力性もアップし、走り始めからよいパフォーマンスにつなげられる事はもちろん、故障予防にもつながります。
関節の動きが大きく滑らかに
またウォーミングアップで筋肉を動かし続けていくと、関節の可動域が少しずつ広くなっていきます。
関節の可動域、特に肩関節や股関節周りの可動域が大きくなると、よりダイナミックな走りにつながります。
また関節の動きも滑らかになり、よりスムーズな走りにつなげる事が可能となり、故障予防にもつながります。
レース直前期の故障を予防するために
今回の記事ではランニングにおけるウォーミングアップの効果について確認して行ったわけですが、寒い時期にウォーミングアップをやるべき一番の理由は何と言っても故障予防。
まだこれから多くのレースを控えている中で、ウォーミングアップ不足により故障してしまっては泣くに泣けません。
また練習でいいパフォーマンスを発揮して、自信をつける事ができれば、レース本番の結果はより期待できるという事で、これから寒くなる今の時期こそウォーミングアップは余念なく行うようにしましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。