頑張ったマラソンレース翌々日あたりに起こってしまいがちな筋肉痛になる理由は?
日曜日のマラソンレース出場やきつい練習を実施した方が、火曜日ごろにやってくるのが筋肉痛。
筋肉痛は頑張って走った証とも言え、筋肉痛になった事自体は全く問題ありません。
ただ筋肉痛になってしまう理由くらいは、知っておいた方がいいところ。
・・・という事で今日の記事では筋肉痛になる理由について見ていきたいと思います。
筋肉痛の理由は乳酸?
多くの方が筋肉痛になる理由として多くの方が考えるのが、レースや練習で溜まってしまいがちな乳酸。
確かに乳酸が溜まると、身体にいろいろな不都合が生じ、走りの大きな妨げとなります。
ただ乳酸はどれだけ溜まっても、2〜3時間あれば身体から消失されるため、筋肉痛の理由になるとは考えにくかったりします。
筋肉痛になるプロセス
それではなぜ筋肉痛になるのかと言いますと、必要以上に筋肉に大きなダメージがかかるからというごくごくシンプルな理由からです。
特に下り坂では伸張性筋収縮(筋肉が伸びながら筋肉を発揮している状態)が起こり、強い着地衝撃でひざ周りなどが崩れないよう大きなブレーキがかかります。
このブレーキなどにより、特に全力を出して走りきるレースでは、筋肉には大きな衝撃がかかり、筋肉に損傷が起こってしまいます。
筋肉は損傷した後時間が経つと、炎症が起こり、そして痛みに変わっていくのですが、この痛みがピークに達するまでに1〜2日の時間がかかります。
そのため筋肉痛になるのは、早い方でも翌日、そして原則的には2日後あたりに出やすくなります。
筋肉痛が残る間はどうすれば?
筋肉痛になると、最大で5日はその影響が続くと言われています。
筋肉痛が残っている間は、基本修復するまで待つのがベスト。
・・・と言いますのも、筋肉痛が残っている間は筋肉にダメージが残っていて、まだ弱っている段階。
そんな筋肉が弱った状態でどれだけ頑張って走っても、練習効果はほとんど期待できず、ただただきついだけだったりします。
特にレース後は予想以上のダメージが筋肉に残る可能性が高いため、筋肉痛が残る間は走るのはそこそこに、休養最優先で過ごすようにしてください!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。