レース直前期の睡眠の質を高めるために知っておきたい「お風呂での入浴時の3つのポイント」
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
レースが近づけば近づくほど、コンディションを整えるために重要になるのが睡眠。
その睡眠の質を高めるために、実は重要になってくるのがお風呂での入浴です。
そこで今回の記事では睡眠の質を高めるために、お風呂での入浴時に心がけたい3つのポイントについて紹介していきたいと思います。
睡眠の質を高めるための入浴のポイント
1.眠る1時間半前がベスト
2.お湯の温度は冬なら39度とぬるめがオススメ
3.肩までどっぷり浸かる
一つ一つについて詳しくみていきますと・・・
1.眠る1時間半前がベスト
眠くなるのは体温が下がる時に感じるものなのですが、良い眠りにつくためには、入浴で一旦体温を上げておくのが効果的です。
お風呂で体温が上がると、血管が広がり、血液の流れがよくなります。
血液の流れが良くなると、身体の熱が外に放出されている状態になり、いったん上昇した体温が自然と下がりやすくなります。
そしていい具合に体温が下がってくるのが1時間〜1時間半前と言われているため、入浴のベストのタイミングは眠る1時間半前がオススメとなります。
2.お湯の温度は冬なら40度とぬるめがオススメ
良い眠りにつくためにもう一つポイントとなるのが、眠る前に気持ちをリラックスさせておく事。
そのためにはお風呂のお湯の温度を40度と、すこしぬるめにしておくと、1日の活動で疲れた体を修復する働きをもつ「副交感神経」を優位にする効果があります。
ただ長く入りすぎると、体温を下げるのに時間がかかり、寝つきが悪くなってしまうため、入浴は15分程度が最適と言われています。
3.肩までどっぷり浸かる
お風呂での入浴がシャワーに比べて効果的な一番の理由は「浮力効果」。
お風呂での入浴時に肩までどっぷり浸かると、身体の重さは浮力によって9分の1ほどになるそうです。
その浮力によって、関節や筋肉の負担が大幅に軽減され、身体全体の緊張をほぐせるとともに、気持ちをリラックスさせてくれます。
レース直前期のお風呂入浴時間は絶対削らないようにしましょう!
夜遅くまで出かけられていた日などだと、睡眠時間を多く取るために、入浴はシャワーだけで済ませてしまおうという方は多いのでは?
ただ睡眠は量だけでなく質も大切で、その質を高めるためにお風呂での入浴はかなり重要。
特にレース直前期には、入浴による疲労抜き効果、そしてリラックス効果もけっして見逃す事ができないという事で、多少面倒でもレース本番3日くらい前からは、必ずお風呂に15分入る時間を確保するよう心がけましょう!
レース直前期にオススメの記事目次
関連サイトはこちらから
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。