クロカン(クロスカントリー)走で得られる4つの練習メリット
9月も中旬に来てようやく涼しくなってきて、マラソンを走るには最適の季節になってきましたが、毎日お決まりの練習ではマンネリ化が進んでしまい、走るのに飽きてきはじめがちな時期とも言えます。
そんなマンネリ化を感じ始めた時に、取り入れていくのをお勧めしたいのがクロカン走。
クロカン走とはアップダウンのある自然の地形を利用して、芝生や土など比較的柔らかい路面を走るトレーニング。
クロカン走は今年の7月に5000mの日本記録を更新した大迫傑選手をはじめ多くのトップ選手が取り入れている、今注目のトレーニング方法のひとつです。
そこで今回の記事ではクロカン(クロスカントリー)走のメリットについて見ていきたいと思います。
1.短時間で効率的にトレーニング効果が得られる
芝生や土などの路面では予想以上に脚をとられ、なかなか思うように走ることができません。
加えてアップダウンのあるコースであればあるほど、心肺や脚筋には短時間でも大きな刺激が入り負荷が高くなる分、短時間でより効果的な練習を行うことができます。
2.脚筋だけでなく体幹周りも強化できる
芝生や土などの路面は着地衝撃が柔らかい分、地面の反発を得られず、地面を蹴るような走りだとなかなか前に進めません。
そこで必要になってくるのが脚だけでなく、体幹まわり全般の筋肉をしっかりと動かしながら前に進む意識を持って走ること。
特に前への推進力を生むお尻まわりやハムストリングなど太ももの裏側の筋肉をしっかりと使う意識を持つことで、効率よく走るために必要な筋肉を効果的に鍛えることができます!
3.ランニングフォームの改善
クロカン走でハムストリングやお尻まわりを意識しながら走っていると、自然と腰が入った、いわゆる腰高のフォームになってきます。
腰高のフォームになると、一歩一歩のストライドが伸び、より効率的に前に進む走りが可能になります。
また芝生や土などでは足をとられやすい分、自然とバランスをとるようになるため、自然と安定したフォーム作りにつながっていく点も見逃せないポイントです。
4.精神面のリラックス効果
日常とは異なる環境となる自然豊かな環境となるクロカンコースを走っていると、気持ちがスーッとリラックスしていくのを感じます。
ですので仕事でストレスを抱えこんでしまって、ちょっと気分転換がしたい時には、クロカン走はかなりお勧めの練習メニューとなりそうです!
お勧めのクロカンコースは富双緑地公園
四日市でお勧めのクロカンコースは広大な芝生公園である富双緑地公園。
アップダウンの傾斜はほどほどで、芝生コースのため着地衝撃を抑えられ、故障のリスクも抑えながら走れるため、故障明けの方のリハビリコースとしての利用も可能です。
加えて海に隣接していて海辺の景色も楽しみながらリラックスして走れるなど、四日市市内の隠れた名ランニングコースだと個人的には思っています。
四日市市内では他にも南部丘陵公園や北勢中央公園など多くの場所で、クロカン走を実施することが可能ですので、「短時間で効果的な練習がしたい」「ランニングフォームを改善したい」などとお考えの方は、ぜひ一度クロカン走を試してみてください!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。