食事がマラソンに及ぼす3つの役割

良好コンディションを保ちながら、練習を継続していくために切っても切り離せない食生活。
そんな食生活がマラソンに及ぼす3つの役割についてみていきますと・・・
1.走るためのエネルギーをつくる
長時間走り続けることとなるマラソンでは、自動車におけるガソリンと同様に、身体を動かし続けるためのエネルギーが必要となります。
そんなエネルギー源となる栄養素が「炭水化物」「脂肪」「たんぱく質」の3つ。
中でも動き出してから短時間でエネルギーとなってくれる「炭水化物」は、マラソンにおいてエース格となる主要なエネルギー源と言えます。
2.走るための身体を作る
長時間走り続けるマラソンでは、頑丈で持久力のある身体を作っていく必要があります。
そんな身体作りに必要となる栄養素が「脂肪」「たんぱく質」「ミネラル」の3つ。
中でも筋肉や骨、血液、内臓などの構成成分ともなる「たんぱく質」は、故障せずに走り続ける丈夫な身体を維持するために必要不可欠な栄養素と言えます。
3.コンディションを整える
練習の継続が大切なマラソンでは、故障を予防したり、疲労を溜め込まずに、いい体調を維持し続けることが大切になってきます。
そんないい体調を維持し続けるために必要となる栄養素が「ミネラル」「ビタミン」の2つ。
「炭水化物」「脂肪」「たんぱく質」の三大栄養素に比べると、必要な量は少ない栄養素ですが、良好なコンディションを維持して練習を続けるために必要不可欠な栄養素と言えます。
何をおいても5大栄養素をバランス良く摂ることが大切
上記のように食事がマラソンに及ぼす3つの効果について紹介させていただいたわけですが、どれが一番重要・・・という話ではなく、「炭水化物」「脂肪」「たんぱく質」「ミネラル」「ビタミン」の五大栄養素をバランス良く摂取することが、快適に走り続けるために一番大切です。
特に時間がないときはつい好きなものを食べがちだった私についても特に言えることなのですが、面倒くさがらず、五大栄養素をバランス良く摂取することで、より楽しくランニングを続けることはもちろん、健康をいつまでも維持することにつなげていきましょう!!

セカンドウィンド四日市代表・三重県ウオーキング協会普及指導部長
全国47都道府県のフルマラソンでのサブスリー達成と三重県の聖地巡り走破を目指しています。
フルマラソン自己ベスト:2時間45分39秒
国内旅行業務取扱管理者・神社検定2級・夜景観光士2級