フルマラソンで大切なカーボローディングとは?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
今週末には大阪マラソンの他、静岡県では大井川マラソンも開催されといよいよフルマラソンシーズンも本格化してきます。
そんなフルマラソンに出場する直前にどうしても行っておきたい事、それが「カーボローディング」です。
カーボローディングとは
そこで今回の記事では「カーボローディングとはいったい何か?」ということについて書かせていただきたいと思います!
カーボローディング(Carbohydrate Loading)とは和訳すると「炭水化物を貯め込む」といった意味で、その意味のとおり体内に炭水化物を貯め込むための食事方法の事を言います。
ランニングの際の最大のエネルギー源となるのが炭水化物より摂取できエネルギー源としての分解が容易な「グリコーゲン」、そのグリコーゲンを貯め込む事が炭水化物を貯め込む目的となるためカーボローディングは別名「グリコーゲン・ローディング」とも言われます。
このグリコーゲンを体内に多く貯め込めば貯め込むほど、長時間走り続けるためのエネルギーを体内に多く蓄えられた状態で走る事が出来る訳ですが、このグリコーゲンを体内に貯め込んでおけるのは肝臓や筋肉などごくごくわずかの場所に限られてしまいます。
フルマラソンに必要なカロリー数は?
フルマラソンを走るためには2500キロカロリーが必要とされると言われているのですが、通常人間が体内に貯め込んでおけるグリコーゲンの量は1600キロ前後と言われています。
つまり通常通りに炭水化物を貯め込んでいては、フルマラソンを走り切るエネルギーがどうしても足らなくなってきてしまいます。
そこで研究が進んだのが筋肉のグリコーゲンを最大まで増やす食事法「カーボハイドレート・ローディング」いわゆるカーボローディングです。
カーボローディングには2種類あります
このカーボローディングの方法には「古典的方法」と「簡易法」の2つがあります。
この2つのうち古典的方法については実施に1週間かかり、大阪マラソンや大井川マラソンに出場される方が今から実施するのは既に不可能・・・
そこで次回の記事ではレース3日前から実施する事が出来る「簡易法」について書かせていただきたいと思います!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。